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頑張った金ケ崎カップ

第3回金ケ崎カップが終わりましたが、
金ケ崎ミニの試合結果について、
戦評を載せたいと思います。

金ケ崎カップの組み合わせについては、
今年の県大会や地区予選、練習試合の結果等を踏まえて
第1シード~第3シードまで組分けを行い、
まず第1シードを決め、
その後、
第2シード、第3シードと順に決めていきます。

今年は男女とも第2シードに入ることになり、
組み合わせ抽選を行った結果、
このような組み合わせになった訳です。

これまでの2回は第1シードが2日目の準決勝に
順当に進んでいたのですが、
今年は男女ともに第1シード以外のチームが
ベスト4に残る結果となりました。

そのうちの1つが金ケ崎の男女でした。

うちはこれまで男子3位、女子5位というのが最高成績でしたので
これを上回ることが目標でしたが、
男女共に3位とこれまでで1番の成績を収め、
新チームになって初めて賞状をいただくことができました。

男子は、
初戦広田ミニさんとの試合でしたが、
立ち上がりから簡単なシュートを伝染したように
皆が落としてばかりで全く波に乗れず、
今大会一体どうなるんだろうと心配させられました。

試合への入りがそんな形だったので
ゲームプランどおり選手を起用することができず、
消化不良となってしまいました。

2試合目は3年振りの対戦となる南相馬市の原町ミニさん。
これまでの対戦ではどちらかが一方的に勝つことはなく、
いつも最後まで勝敗がわからないような競った試合ばかりなので
今回もきっと最後まで競ると思い試合に臨みました。

案の定
そんな展開でしたが、
ゾーンプレスが少しだけ機能してくれて6点差の勝利で
何とか決勝トーナメントへ進むことができました。

準決勝では同地区のおだきミニさん。
おだきミニさんには
今年はまだ1度も勝利したことがありません。

今のうちの力試しにはいいチームでしたので
出だしから全力で向かうように指示したつもりでしたが、
1ピリで4-20位だったでしょうか??
2ピリからは若干追い上げたものの
1ピリの差が詰められず12点差で負けてしまいました。

点差以上にパワーと試合運びの違いを痛感させられました。

相手がゾーンだったということはあるでしょう。
また、
ゾーンを敷いてくるチームが多いので
予選終了後からアウトサイドのシュートの練習をしてきたため、
外から打つことが多くなるのは仕方ないでしょう。

ですが
全く外のシュートが入らないにもかかわらず
同じようなリズムで外ばかり、
しかもわざわざディフェンスのいいガード選手の前まで行って打てばカットもされるだろうし、当然速攻もされる訳で…

さらに
オフェンスリバウンドには誰も入らずといった
パターンの繰り返しになってしまい一気に差が開いてしまいました。

タイムアウトを取ってからようやく少し展開が変わりましたが
選手個々に外を打つ際の考え方、
外はリバウンドとセットだということetc
教え込んでいかないとダメだと反省しました。

優勝カップを持ち帰ることが目標でしたので
気持ちを切り替えて臨んだ3決は
水沢みなみミニさんとの対戦でした。

今大会、
みなみさんは予選の時よりチームの仕上がりが良く、
非常に手強い感じを受けていました。

また、
予選の時には1点差でうちが逃げ切ったので
必ずうちにリベンジしようと臨んでくると読んでいました。

準決勝の負け方も良くないこともあり、
そんなことから
最初からディフェンスをオールコートで
やろうということで試合に入ったのですが、
おだきミニさんとの試合を見ているかのような出だしで
1ピリでまたまた二桁点差をつけられてしまいました。

2ピリでも最初はやはり外からの単調なシュートが多いので
なかなかこちらにペースを持って来れませんでしたが、
オールコートディフェンスが少しずつ効き始め、
終盤でようやく逆転し辛うじて勝利することができました。

女子は、
1日目からチームワークが良く見え、
個々の力もかなり出せていたと思います。

準決勝で残念ながら勝利できなかったものの
3決では練習試合で大差負けしていた鬼柳南ミニさんとの対戦で
どうなることかと思っていましたが、
ガードからセンターへのパスが面白いように決まり、
ゴール下での得点が伸びたことで
試合を制することができたように思います。
ただパスした後に走らない、
ディフェンスでは全力で戻らないなど
習慣づけなければならないことは沢山あります。

ですが
男女揃っての入賞は素晴らしかったです。

まだまだ課題はありますが、
いいステップが踏めたと嬉しく思いました。

選手の皆さんよく頑張りました!!